曲のテンポ(bpm)を決める方法

曲を作るときは、ある一定のテンポ(bpm)を決めなければなりません。
bpmとは、Beats Per Minuteの略称で、1分間に刻む拍の数を表す単位です。

時報や時計の針は、1分間に60回の拍を刻むので「bpm=60」となります。
この単位は、音楽を作る上では必要になるものですので必ず覚えておきましょう。

それでは、曲のテンポ(速度)は、どのように決めたらいいのでしょうか?

人間には心地のいいテンポがあります。

音楽のジャンルによってテンポは異なりますが、基本的に聴き手のリスナーが、曲を聞いていて心地のいい、もしくは自然と体が動いてしまうようなテンポの設定を意図的に決めていく必要があります。

名曲といわれるヒット曲は、作曲家がリスナーの事を考え、曲のテンポを細かく計算しています。

作曲を始めたばかりの人にリスナーが心地いいと思う曲のテンポは、なかなか分からないと思いますので、一般的な曲のテンポ(速度)を見てみましょう。

ロックやポップスなど歌モノ(いわゆる歌謡曲)は、遅い曲でbpm=70から、速い曲ではbpm=180の範囲で作られているのがほとんどです。

bpm=70と180では、倍以上の違いがありますがあまり深く考えないようにしましょう。
ここでは、曲の速さを決めるための目安をご紹介します。

バラードなどスローテンポの曲のbpmは、70~90程度で作られています。
これには深い理由があります。

人間がリラックスしている時の心拍数は、bpm=60~90程度で、この心拍数は、新生児、成人、高齢者、運動の有無などで違いがありますが、成人の人の心拍数は、おおよそbpmが70~80前後なので、リラックスした状態で聴く音楽(ジャンル)なら、心拍数と同じくらいのテンポで作られた曲が心地よく感じるといわれています。

したがって、バラードなどスローテンポの曲は、平常の心拍数に合わせてテンポを決めると心地のいい音楽になります。

これらは、あくまでもテンポを決める際の参考に過ぎませんが、曲のテンポを考えるときは、曲をどんなシチュエーションで、どんな時に、どんな場所で聴いてほしいという事を考えると決めやすいと思います。

気分よくドライブしている時に聴いてほしい曲ならbpm150~180のアップテンポ。
日常生活のあらゆるシーンならbpm90~150のミドルテンポ。
リラックスしている時、BGMとして、ムードを作るシーンで聴いてほしいならbpm70~90のスローテンポといった感じです。

実際に曲を作り始める時点でbpmは決めなくても構いません。

曲(メロディー)が完成した時にメトロノームなどを使って心地のいいテンポと感じるbpmを探し決めるようにしてみましょう。

コメントを残す